感謝しかない

ここに写っているほとんどの人は、重田先生にお世話になった千葉大学の卒業生達。

画家でもある重田先生は私の人生に大きな影響を与えてくれた恩師。この日はその先生のお通夜でした。最後に見たその顔は顎の方から見ると少し微笑んでいるようにも見えました。

先生はどんな学生に対しても真剣な眼差しでその中に光る部分を見つけようとしてくれました。今思えば私たちはそんな先生に甘えすぎていたのかも知れません。

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最後にお会いしたのは今年の7月。ここに写っている先生の家の愛犬マグもこの数カ月後に亡くなりました。描きかけの絵がアトリエにあり、先生は「まだ描いてます」と仰っていました。

最期はこのアトリエでベッドに横たわり愛する家族に見守られながら自作の絵に囲まれて逝ったと聞いています。実際に手を動かすことはなくても先生は最後まで描いていたのだと思います。

望む限り最高のこのような最期を迎えられるのは先生の人としての素晴らしさが表れているのだと思いました。